IT・Web業界の新卒採用でOfferBoxを使うときの設計|三つの位置を分ける
Web系の自社開発、受託のWeb制作・開発、メガベンチャー、ネット広告・メディア、事業会社のIT部門、SIer・SES・SaaS・ゲームが、OfferBoxで新卒を採る。IT・Webは、「IT志望」の幅が広すぎる業界です。「IT志望」の中身は自社開発のWeb系かメガベンチャーの像で、受託とSIerとSESと使う側は、その像の中にいない。会社が「IT企業」「Web系」「テック企業」と書いて送ると、学生は自社開発の像で承認し、面談で受託か常駐か使う側かを知って離れる。結論から言うと、IT・WebのOfferBoxは、「IT」「Web系」「テック」の一語で送らず、「三つの位置の一行」で会社の位置を先に決めます。自社開発か受託か、BtoCかBtoBか、作る側か使う側か。この三つを最初の一文に置き、「〇〇(BtoC・BtoB)の△△を、自社で作っている(受託で作っている・使う側として入れている)会社」と書きます。情報系には、開発の環境を正直に書き、比べられる前提で「違うのは〇〇」を隠しません。文系の職種(営業、ディレクター、マーケ、カスタマーサクセス)は、エンジニアの募集と分け、それぞれの一日で書きます。 この記事は総論で、業態ごとの各論はSIer、SES、SaaS、ゲーム、スタートアップ、広告に書きました。媒体の選び方はIT・Web業界の採用媒体の選び方で書きました。数値と料金は書きません。
IT・Webの採用構造と、OfferBoxとの相性
| 区分 | 採用の形 | OfferBoxとの相性 |
|---|---|---|
| Web系の自社開発 | 情報系が開発の環境で比べる。文系の職種も | 環境を正直に。名前で来ない学生に事業から |
| 受託のWeb制作・開発 | 自社の作品名が出せない。技術と工程で | 向く。受託を隠さず、技術と工程で。SESの隠さない一行と同じ |
| メガベンチャー | 名前で学生が来る。職種ごとの選考 | 名前で来る学生は自社の募集で。OfferBoxは名前で来ない学生に |
| ネット広告・メディア | 営業と運用とプランナー。「広告」の像 | 広告業界の設計 |
| 事業会社のIT部門 | 使う側。「IT企業」ではない | 「使う側として入れる」を先に。情報系に「事業の中でITを」で |
| SIer・SES・SaaS・ゲーム | 各論 | SIer、SES、SaaS、ゲーム |
| 業界の特徴 | OfferBoxで起きること | 設計 |
|---|---|---|
| 「IT志望」の幅が広い | 「IT企業」で自社開発の像で承認され、位置を知って離れる | 三つの位置の一行を先に |
| 開発の環境で比べられる | 「最新技術」「DX」で開封されない | 環境を正直に |
| 情報系と文系の職種が混ざる | エンジニアの像で文系の職種に承認する | 募集を分ける |
三つの位置の切り分け|「IT」「Web系」の一語で送らない
- 一つ目:自社開発か、受託か:自社のサービスを作っているか、他社のものを作っているか。混ざっているなら割合を。「自社開発もある」で自社開発の像を立てない
- 二つ目:BtoCか、BtoBか:学生が使うサービスか、会社が使うサービスか。BtoBは「〇〇(誰)の△△(業務)を」でつなぐ。SaaSの業務と最初の役割の一文と同じ
- 三つ目:作る側か、使う側か:ソフトを作る会社か、事業のためにITを使う会社(事業会社のIT部門)か。使う側は「〇〇の事業の中で、△△を入れて回す」と書く
- 三つの位置を、最初の一文に:「〇〇(BtoC・BtoB)の△△を、自社で作っている会社」「△△の受託で□□を作っている会社」「〇〇の事業でITを使う側の会社」。「IT企業」は二文目以降に。OfferBoxのオファー文面の基本
- エンジニアの募集と、文系の職種の募集を分ける:営業、ディレクター、マーケ、CSは、それぞれの一日で。「総合職」に混ぜない。OfferBoxの募集要項の書き方
エージェントベストの見解
これは切り分けの話です。受託と事業会社のIT部門から、「OfferBoxで『IT企業』『エンジニア募集』と書いて送ると承認は多いのに、面談で『自社サービスはありますか』と聞かれて減る」と相談されることがあります。「IT企業」の一語は、学生に自社開発の像を立て、受託と使う側はその像の中にいません。当社がお願いしているのは、「IT」「Web系」「テック」を最初に置かず、三つの位置(自社開発か受託か、BtoCかBtoBか、作る側か使う側か)を最初の一文に書くことです。受託なら「〇〇の受託で△△を作っている」、使う側なら「〇〇の事業でITを使う側」。位置を先に置くと、承認は減ります。減った分は、自社開発の像で承認して、面談で離れていた学生です。受託と使う側をそれとして承認した学生が残るので、面談の後に残る数は増えます。
検索とターゲットの設計|「IT志望」ではなく、作って動かした行動と使った環境で
- 「IT志望」「IT業界に興味」「Web系志望」で検索しない:像の言葉で、位置を知らない学生が承認する
- エンジニアは、「作って動かした行動」と「使った環境」で:「〇〇(言語)で△△を作って□□で公開した」「〇〇(インフラ・ツール)で動かした」。自社の環境に近い記述を。情報系以外にも。OfferBoxでエンジニア志望の学生を探す方法
- 文系の職種は、職種ごとの行動で:営業は「人に売った」、ディレクターは「段取りを組んだ」「人の間に立った」、マーケは「数字を追って変えた」、CSは「使い続けてもらった」。OfferBoxのターゲット設計
- 情報系は、開発の環境で比べている前提で:「〇〇の環境で作りたい」記述と、自社の環境が合う学生に。合わない学生を追わない。OfferBoxのプロフィールの読み方
オファー文面の設計|三つの位置を先に、開発の環境を正直に
- 最初の一文は、三つの位置の一行:上に書いた形で
- 開発の環境を、正直に:「〇〇(言語)、△△(インフラ)、□□(開発の進め方)。コードは〇〇で見せられる(見せられない)」。「最新技術」「モダンな環境」の一語で済ませない。古い部分があるなら「〇〇は古く、△△で変えている」と
- 受託は、作品名が出せないことと、何を作っているかを:「作品名は出せないが、〇〇の△△を□□の技術で」
- プロフィールの「作った」「使った環境」「人を動かした」記述に、一箇所触れる:OfferBoxでエンジニア志望に送るオファー文面
- エンジニアの募集は、エンジニアの名義で送る:人事の名義より、書いている人の名義で。OfferBoxのオファー文面の個別化
面談と内定後|エンジニアが出て、位置と環境を先に
- 面談で、三つの位置と、開発の環境と、職種の一日を、聞かれる前に伝える:OfferBoxの面談の設計
- エンジニアの面談に、エンジニアが出る:「自分が書いているもの」と「環境で困っていること」を本人の言葉で。人事だけで面談をしない。OfferBoxの面談に現場を巻き込む方法
- 内定後、配属の事業と職種と、開発の環境を伝える:OfferBoxの内定後フォロー
- 内定から入社までの間に、配属先のエンジニアか職種の人と一度会わせる:OfferBoxの内定辞退を防ぐ考え方
開発と人事の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 三つの位置を決め、一行を書き出す | 経営と人事 |
| 開発の環境を、何を書くか決める | エンジニアの責任者と人事 |
| 作って動かした行動と使った環境、職種ごとの行動で検索を絞る | エンジニアと人事(絞る作業は外に出せる) |
| 一行を先に書いた文面を、エンジニアか職種の人の名義で送る | 人事(下書きは外に出せる) |
| 面談にエンジニアと職種の人が出る | 開発と人事 |
| 内定後、配属と環境を伝え、配属先の人と会わせる | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、三つの位置の決め方の型、一行の書き出しの型、文面の下書き、検索の絞り込み、送信、一次返信、数の見方の型、面談の型、内定後フォローの型までで、開発の環境の開示、エンジニアと職種の人が話すこと、面談、内定後の連絡は会社が行います。代行の範囲はOfferBoxの運用代行の範囲で書きました。
エージェントベストの見解
これは媒体の向き不向きの話です。IT・Webの会社から、「情報系の学生はOfferBoxにいるか」と聞かれることがあります。「情報系」の一語では答えられず、三つの位置で答えが違います。自社開発のBtoCで開発の環境を見せられる会社は、名前で来る学生を自社の募集で受け、OfferBoxは名前で来ない学生に環境から届けます。受託と使う側は、「IT企業」の像の外にいるので、位置を先に書いてOfferBoxで探す使い方が向きます。BtoBは、業務からつなぐと、OfferBoxで会えます。向かないのは、位置を書かずに「IT企業」で送る使い方です。当社がお願いしているのは、OfferBoxを「位置を先に伝えて、作って動かした行動と使った環境で探した学生に届ける媒体」と決め、「IT志望」の学生を追わず、承認の数ではなく位置と環境を伝えた後に残った数で見ることです。
まとめ
- 「IT志望」の中身は自社開発のWeb系かメガベンチャーの像。「IT企業」「Web系」の一語で送ると、自社開発の像で承認され、受託・常駐・使う側の位置を知って離れる
- 三つの位置(自社開発か受託か、BtoCかBtoBか、作る側か使う側か)を最初の一文に。受託は隠さず、BtoBは業務からつなぎ、使う側は「事業の中でITを」で
- 情報系は開発の環境で比べている前提で、環境を正直に書き、古い部分も隠さない。「最新技術」「DX」の一語で済ませない。エンジニアと文系の職種の募集を分ける
- 検索は「IT志望」ではなく、エンジニアは作って動かした行動と使った環境、文系の職種は職種ごとの行動で
- 面談にエンジニアと職種の人が出る。内定後は配属と環境を伝え、配属先の人と会わせる。各論はSIer・SES・SaaS・ゲーム・スタートアップ・広告に
よくある質問
自社開発と受託の両方があり、位置を一つに決められません
割合で書いてください。「自社の〇〇と、受託の△△が□□の割合。新卒の最初は〇〇」。「自社開発もある」で自社開発の像を立てると、受託の配属で離れます。募集を自社開発と受託で分けられるなら、分けてください。分けられないなら、割合と最初の配属を最初の一文に書いてください。
開発の環境が古く、正直に書くと情報系に選ばれません
「〇〇は古く、△△で変えている途中。□□は新しい」と書いてください。隠して「モダンな環境」と書くと、面談か入社後に知られて離れます。古い環境を変える仕事に興味のある学生は、正直に書いた会社を選びます。最新の環境で作りたい学生は、隠しても入社後に離れます。後者を追わず、前者に届く文面を書いてください。
IT・WebのOfferBoxの設計は、御社に相談できますか
できます。当社は、三つの位置の決め方の型、一行の書き出しの型、文面の下書き、検索の絞り込み、送信、一次返信、数の見方の型、面談の型、内定後フォローの型を支えられます。開発の環境の開示、エンジニアと職種の人が話すこと、面談、内定後の連絡は、会社が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、OfferBoxの運用代行も受けています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
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- 求人票・募集要項の書き方求人票は条件の一覧ではなく、読んだ人が自分の一日を想像できる文章であるべき。
- OfferBox運用代行運用代行は工数を外に出すことが目的ではなく、毎週まわし続ける状態を作ることが目的。
この記事は、株式会社エージェントベストが新卒採用の支援で得た知見をもとに構成した実務向けの解説です。特定の企業の事例や、年によって変動する統計値は扱っていません。制度・市況・各サービスの仕様は変わりますので、実際の判断にあたっては一次情報をご確認ください。
株式会社エージェントベスト/有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-316964
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